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もの不足

もくじ

もの不足

あらゆるものが足りなくなる

これからの世界は「あらゆるものが足りなくなる」ということを前提として考えるべきである。
具体的には食料や水、エネルギー、そして地下資源などが不足するということである。
「不足」には、生産が追いつかないということと、物理的に足りないという両方の意味がある。
人口爆発」による絶対数の増加に加え、経済的な成長によって購買力が高まること、さらには「米国的ライフスタイル」ともいうべき、肉食中心の飽食や大量生産による使い捨てなど、経済力に任せた過剰消費型の生活習慣が広まることが要因として挙げられる。
いずれにしても、需要は人口増加のスピードをはるかに上回るペースで伸びていくと予想される。

人口増加がもたらす新たな国際的課題

人口増加と食の関係を改めて考えると、単純に人数で見たとしても今後40年間で4割近く食料を増産する必要がある。
さらに、実際には経済発展によって肉や卵の消費量が増えてくるため、この数倍は必要になると予想される。今後も生産技術の向上は見込めるものの、これだけ短期間のうちに食料を増産するのは極めて厳しい。
日本や韓国など自給率が低い国では、食料危機が現実味を帯びてくる。少なくとも、既に最近現実的に発生し始めた、価格の高騰という現象が今後益々顕在化することが予想される。

食料だけでなく、水・資源・エネルギーなど、あらゆるものの需給逼迫がこれから顕在化する可能性が濃厚である。
グローバル規模での取り組みといえば「地球温暖化対策」が思い浮かぶが、ここに挙けた問題は国民生活に直結し、深刻化した場合は国家安全保障をも脅かすものである。
国家間で、限りある資源の争奪戦が始まることが予測され、今後10年、15年においては、これらの問題が世界各国で最重要課題になっていくものと予想される。


  1. 飛躍的に増加する食料需要

  2. 深刻化する水不足

  3. レアメタル

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