製造/SCM分野
製造/SCM分野
IT化が進む製造現場での処理業務・SCM
- 一般的に製造現場で処理される業務・ドキュメント類は以下の通り
市場調査、事業戦略の立案、商品の企画立案、製品設計、販売の予測、投資計画、売上げ利益計画の作成、販売計画、生産計画、資材調達、製造、出荷 - SCMは自社のクライアントサーバーからインターネットを通じて在庫管理、生産管理、販売管理システムをレンタルするASPサービス(Application Service Provider = SaaS)⇒ 中小企業の導入が加速
- SCM(Supply Chain Management)は、個別製造企業での 購買・生産・配送・販売・決済等の一連の流れを管理
SCM業務横断型パッケージシステム
ERP(Enterprise Recourse Planning)
企業内を効率的に一元化して購買・生産・配送・販売・決済といった一連の流れを作る
生産計画システム
SCP(Supply Chain Planning)=かんばん方式(プル方式)
最終工程から前工程へと必要数量の生産指示が流されていく方式
MRP/MRP2(Material Requiring Planning)=プッシュ方式
中央の計画立案部門から全工程に押し出されていく方式
SCM バーコードソリューションが加速
SCM ASPサービス企業、リーダー関連企業、流通ソリューション企業等で百社以上が混在する。
いずれも経済産業省指針の流通BMS/EDI処理に連動したバーコードリーダー業務処理のソリューション提案を主軸に置いている
日本製造業のIT化 (欧米比較)
- 製造業のIT化進展の中、ソフトウェア開発を中心としたIT投資コストは飛躍的に増加しているものの、日本の製造業の特色は「垂直統合・囲い込み」であり、ソフトウェアについても汎用製品(パッケージ)を使わず自社専用の作り込みを行ってきた。 これが、欧米に較べIT化の信頼性確保の問題や効率性・生産性の低さを招くこととなっている。
- この打開策として経済産業省が中小企業を中心として、「IT投資促進と効率化向上」指針による標準化と環境整備を進めている(政府調達先企業にも条件付け検討)。
- SI企業のビジネスはIT化が進行する中小企業に集中している(但し、収益性は欧米より低い)