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高齢化

もくじ

高齢化

高齢化は世界全体で進む

高齢化は、これから世界全体で進んでいく。世界全体における高齢者(65歳以上)の人口は2010年に7.6%になると見込まれているが、2030年には11.7%に増えると予測される。
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主要国の中でも、特に日本は高齢者の割合が2010年には22.6%と最も高くなる。そのほか、ドイツ(20.5%)、イタリア(20.4%)も2割を超えるなど、EU諸国では軒並み高齢者の比率が高くなる。

一方中国でも、2010年以降に高齢化が一気に加速する見通しとなっている。これは、日本の団塊世代に相当する中心層がこれから高齢化に向かう一方、一人っ子政策の影響で後に続く世代の人数が少なくなるためだ。中国は年齢構成を人工的にコントロールしたため、高齢化の進み方が他の国とは違った形になっているのである。

日本における高齢者の割合は、1950年では5%にも満たなかった。それが、2010年には22.6%に達する見通しとなっている。団塊世代の高齢化で2020年には28.5%へ跳ね上がり、さらに2030年には30.8%になるだろう。つまり、20人に1人程度に過ぎなかった高齢者が、3~4人に1人に増えるということである。

国連の予測は、年齢構成の変化に主眼を置いて、出生率や死亡率は現在の延長線上で推計したものである。ゲノム治療や再生医療の実用化、アンチエイジング技術の進歩などで、今後の先進国では平均寿命がさらに延びる可能性もある。
従って、先進国における高齢者の割合は、上記の予測より「上ぶれ」する可能性も高い
いずれにしても、日本に限らず、かつてない高齢化が世界各国で進んでいくことは間違いない。

このような高齢者の増加は、シルバー関連のビジネスなど消費市場に変化をもたらすことはもちろん、労働力の確保や、社会保障とその原資をどのように確保するかなど、社会の様々な分野で確実に影響をもたらす。そして、地域ごとでも大きな差がある。
何か事件があるわけではないので見逃されがちだが、高齢化は中長期戦略を立案する際には注目すべきポイントなのである。

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